イラストマップの親しみやすさと地図の精度がとけあって、いままでにない感覚で空間の把握が進み、全体を理解する力を鍛えます。
目的地を認知し判断して行動する。この繰り返しが安全や想像力の確保につながっています。
斜めから描かれた鳥瞰図では最前部から後方面までスケールが維持されていますので、頭の中で鳥瞰図の画像を平面地図に置き換える必要があります。こうした作業を何度も繰り返す事で、現地への親しみがわき、
やがて旧知の土地を訪れるような気分にさえなります。こうなれば教師も生徒もともに新しい発見を受入れる余裕ができ、もちろん安全の確保にもつながります。
小中高12年間の校外学習で地図のもたらす知的基盤を、目的や行先別に用意しました。
空間の把握と縮尺の概念:地球上の位置を表す座標システム。その構造や概念の理解。天文学、地理学、歴史、数学、文学といった学問の境界を超えて現地で直接学ことができるのが社会科見学や修学旅行です。
知的な環境を整えた旅行が知性を育むように、1日の校外学習を1年かけて学ぶことで学習姿勢がかわり、人間関係がかわってゆくのはよく聞かれることです。こうした成功例を蓄積した教師のもとめに応えることで、その環境をそのままどこの学校にも提供できるよう体制を整えています。
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